久しぶりにお題に沿った話を
幼少の頃から遡ると、一番最初に熱中したゲームと言えば、ビー玉遊びです。
当時は、家の近隣にも空き地が多く、ビー玉遊びをする場所に困ることがなかったのを思い出します。若い方には、わからないかもしれませんので大雑把なルールを説明しようと考えたのですが、意外と複雑で、なおかつ私も完全にルールを思い出せないので参照先を示します。
一般的に行われていたのは「天国と地獄」というんですね、忘れていました。
近所の子たちと(当時は、非常に近所づきあいが盛んで、学校が終わったら一緒に遊ぶのが普通でした)よくやったものです。2人いればできるので、手軽です。
その中で、一番印象に残っている出来事があります。
一番親しくしていた家族の年下の男の子と遊んでいた時のことです。
その男の子が、ズルを頻繁にするのです。
今の電子ゲームと違って、いくらでもごまかしができるわけです。
ある意味、ルールを守るのは、その人の気持ち次第でもあります。
クソ真面目だった私は、ズルをするたびに指摘していましたし、確か少し叱ったような記憶があります。
さらに、ゲームに負ければビー玉を取られるというルールがあります。
ついには、年下の男の子は、泣き出してしまいます。
たまたま見ていたその子の母親は
「いいのよ、この子はすぐズルをするんだから○○君、言ってあげて」
とは言ってくれたのですが・・・・・
その当日は、そんなに感じなかったのですが、年下の男の子を泣かせたことも含めて何か気持ち悪いものが残っているような気がしました。
上手く表現できないのですが、ゲームを楽しんでいるわけではなく、ズルを指摘することに必死になっている自分に嫌悪感をいだいていたのかもしれません。
子供ながらに、そういう大人気なさというものを感じていたのだと思います。
次に、勉強になったのが、MSXというゲーム機です。
パソコンとしても使える面白いゲーム機です。
当時は、関連雑誌も発売されていて、今考えると滑稽なことをしていた記憶があります。
何かというと、雑誌にゲームの長いアセンブラコードが掲載されていて、それを忠実にタイピングしてゲームを起動させるというものです。
外部記憶装置としてカセットテープレコーダーを使用しました。
このアセンブラをタイピングするという行為は、例えるなら何か修行のような感じです。一文字でも間違えればエラーとなり起動しません。
今、普通に他の言語でプログラミングというと間違った入力をするとすぐエラーで表示されるわけですが、そういった補助もなく目視確認しか方法がありません。
なお、そのアセンブラコードも全く理解していない状態でです。
何か、今考えると非常に滑稽です。
ただし、その長いコードを全部寸分たがわず入力しゲームが起動したときの達成感は、ものすごくありました。
タイピングもある程度そこで習得したといっていいでしょう。
ちなみに、あのさんは、オンライン対戦ゲームをよくやられるそうですが、きちんとした挨拶をしなければ、その声から子供だと思われてしまうそうです。
音声だけの実況を聞いたことが有りますが、意識的に、丁寧なあいさつをされているのが面白かったです。