私が、たしか小学生5、6年生の頃からでしょうか?よく好んで聞いていたのが「日曜喫茶室」というNHK-FMで放送されていた番組です。
日曜日のお昼にふさわしい非常に明るいテーマ曲で和やかな雰囲気が好きでした。
なぜ聞き始めたのかわからないのですが、その空気感が好きで毎週聞いていたのを思い出します。
電波状況が非常に良かったのも、NHK-FMをよく聞いていた理由の一つです。
「チャリン」というゲストの来店時の音が印象的で、期待感を演出していました。
ネットなど当然無く、当時、ラジカセという機器のみが自分にとって唯一独占的に視聴できるメディアであったわけです。
一次情報としてのラジオの役割は当時非常に大きく、色々と見聞を広めるきっかけを作ってくれていたように思います。
もちろん家族とも友人ともその内容については共有する機会は無く自分だけの空間という感覚がありました。
その後ハマった番組として、これまたNHK-FMの「サウンドストリート」という番組。
こちらは聞き始めた理由がパーソナリティーの坂本 龍一さん。
ボソボソと喋る口調が独特で、忖度のない発言も魅力的でした。
いろんな音楽に接する機会を与えていただきました。
最近、欠かさず聞くのがあののオールナイトニッポン0。
こちらもパーソナリティーあっての能動的な視聴です。
深夜3時という時間帯なので、Radikoによる視聴になります。
巧みな話術と独特の視点からの発言も魅力ですが、あのさんなので、偏りはあるものの若い人達の関心事が知れるのも魅力の一つです。
ちょっと面白いのが、あのさんの感覚が非常に「昭和っぽい」というところです。